みなさん、こんにちは。トレーナーのshinです。
トレーナーをしていてよく「家でもスクワットしてるんですが、合ってるんかわからない」「背中が痛くなる、膝が痛くなってきた」という悩みを聞きます。
そこで今回は、スクワットのQ&Aを書いていきます。
Qスクワット時に背中が痛くなるのは何故?
第1に考えられるのは、正しいフォームで行なっていないのでないでしょうか?よく膝がつま先より前に出ないようにと間違ったフォームを覚えている方がいてます。
膝がつま先より前に出ないようにしようとすると上体はかなり胸を張って頭を起こした姿勢になっているんじゃないでしょうか?こうなってしまうと背中から腰にかけての反りが強くなり刺激が入ってしまうのだと思います。
そして上記の間違ったフォームになることで、スクワット時に担いでいるウエイト(重り)の負荷をお尻や脚で支えれておらず、背中で支えてしまいます。これが背中を痛める原因ともいえます。
Qスクワットをしていると膝が痛くなるのは何故?
スクワットをする時、何気なくしゃがんで立ってを繰り返していませんか?
しゃがみこむ瞬間にポイントがあります。膝から曲げでお尻を下げている方、それが間違ったフォームです。正しくは股関節(脚の付け根)から曲げお尻を落し、しゃがむ動作が正しいフォームになります。
わかりやすいイメージとしては、しゃがむ前に軽くお辞儀をしてお尻を落すのではなく後ろへ引きます。※軽くですよ!軽く!この姿勢が作れたら後はお尻を落すようにしゃがみましょう。そうすると勝手に膝が曲がっていると思います。
これが正しいフォームです。もっと細かく修正していくところはありますがまずはこれらをポイントに意識してみて下さい。
Qスクワットしてても太ももの前が疲れるのは何故?
単純に、重心が前になっているからです。つま先重心になれば膝を優位に使ってしまい太ももの前が疲れてきます。これは、正しいフォームで行なっていても重心がつま先になってしまうと太ももの前が疲れてきます。
よくクライアント様には、「動作中に特にしゃがむときにお尻の筋肉もしくは、太もも裏の筋肉が伸びているか意識しながら行いましょう」と伝えています。
この鍛えたい筋肉を意識して使う事はトレーニングの原則であり重要な事です。その分意識するだけでとてもわかりやすく効果も違ってきますので忘れないようにして下さい。
お尻もしくは太もも裏に伸びている感覚が無ければ、重心が前に乗っていると思って頂いてOKです。これは太ももの前が疲れてくる悪いフォームです。伸びている感覚がある位置を探して行うのもいいと思います。